事件現場特殊清掃士になるために…(1)

2018.09.07

  • 事件現場特殊清掃士になるために...

特殊清掃の現場に潜む危険性について

 特殊清掃の現場では、感染症のリスクが伴います。

従って、原則的には特殊清掃業者に依頼して消臭・除菌を行って貰うまでは、自ら入室しない方が無難であると言えます。

しかし、特殊清掃が完了する前に孤独死や自殺の現場に入室して、故人の通帳や印鑑、大切な書類等を探したいというご家族も存在するのも事実です。

そのような特殊清掃の現場における感染症のリスクと、感染症のリスクを抑えるための対策は、以下の通りとなります。

死体が腐敗し始めると、死臭が漂い始めます。

その死臭の原因は、何百種類もの揮発性有機物が混在したものだとされています。

当該、臭いは、人間の体内の組織をガスと塩分に分解するバクテリアによって発生しています。

時間が経過した臭いは非常に強烈ですが、それ以上に注意しなければならないのが、感染症のリスクです。

感染症とは、ウイルスや細菌などの病原体が体内に侵入して増殖し、発熱や下痢、咳などの症状が出ることを指します。

死体から体液や血液が滲み出している特殊清掃現場では、この感染症にかかる可能性が極めて高くなります。

人間の細胞は、人間が亡くなると少しずつ死滅して行き、数時間後にはすべての細胞が死滅します。

また、ウイルスは人間の細胞が生き続ける限りは生き続けるので、死後数時間経てばウイルスも死滅します。

しかし、細菌については、細胞が死んでいるか生きているかに関係なく、そこの細菌が好む栄養物が存在していれば、活動、増殖していくのは必然と言えます。

従って、特殊清掃の現場に入室する際には、十分に防護服等で自身の身体を保護して入室することが重要であり、そのことが、感染症へのリスク対応となります。

防護服の着用のみならず、マスクやシューズカバー、グローブなども着用すると更なるリスク対応となり、効果は期待できます。

 

※事件現場特殊清掃士養成講座・提出予定レポート参照

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