遺品整理士になるために…(51)

2018.11.02

  • 遺品整理士になるために…

次のような事例に対し、株式会社武洋が行う対処方法について その5

 

「亡くなった方の部屋を・・・」

 

故人は、単身で生活されていた70歳の男性でした。

ご遺族とは、あまり離れていない場所で暮らしていたこともあり、

連絡は取られていましたが、

亡くなられる数か月前より、ご遺族とも顔はあまり合わせず、

近隣とも関係が希薄となっていたと言います。

ご遺族は、故人をとても慕い、思い入れも深かったということもあり、

遺品整理をどのように進めていけば良いかわからないとのことで、

ご依頼を受けることとなりました。

ご遺族からは、“亡くなったお父さんが、無事に供養されるように、

遺品とともにお部屋のお祓いもしてほしい”というご要望と、“きれいな状態で、

お父さんの家を残しておいてあげたい”というご要望の2点をお聞きし、

ご遺族の要望に応じて、遺品整理業務と一緒に、

両方のご依頼を引き受けることとなりました。

 

このような場合、株式会社武洋は以下の通りに対処します。

 

ご依頼者のほとんどが、遺品整理や遺品の供養等に対しては経験がなく、

最終的なけじめの付け方が分からないのが実情と言えます。

遺品や部屋の供養はした方がよいのか、供養は本当に必要なのか、

供養する場合、誰にどのように依頼すればいいのかと悩み、困惑するものです。

遺品の供養に関しては、前述の通り、お焚き上げを提案することを考えます。

お部屋の供養には、2つのメリットを説明し、それらを踏まえた上で、

さらに部屋の供養をお坊さんに依頼する方法について説明する方法を取ります。

結果的にご依頼者の意向に沿う対応となり、ご依頼者自身が、

気持ちの整理やけじめをつけることが出来るよう便宜を図ります。

亡くなった人の葬儀やその後の各種法要・供養を、親族などがきちんと行なっていれば、

故人の部屋の供養は必要ないのではないか、という捉え方もあります。

葬儀を終えていれば、故人の魂も成仏し、

部屋の中に残って彷徨っていることもないと考えられるからです。

確かに、故人の供養という意味では充分です。新たに部屋の供養をしても、

お金がかかるだけであまり意味がないのではないか、と思っても不思議ではありません。

ただ、故人の部屋の供養を行うことで、

残された家屋(部屋)を安心且つ快く利用することができること、

ご依頼者自身の気持ちがしっかりと整理できること、

といった供養することの意義を説明する必要はあります。

部屋の供養の方法としては、「魂抜き」「お性根抜き」の法要を提案します。

ひっそりと孤独に誰にも看取られず亡くなった故人の魂が、

部屋の中を彷徨っていると考えられるからです。

彷徨っているその故人の魂・お性根を、部屋から抜いてあげることで、

故人の部屋は、もとの普通の部屋に戻るといった解釈となります。

(※宗旨宗派が違っても、お坊さんにお経を上げてもらうことによって、

孤独死のあった部屋をもとの状態に戻すという考え方)

 

※遺品整理士養成講座・提出レポート参照

 

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