遺品整理士になるために…(50)
2018.11.01
- 遺品整理士になるために…
次のような事例に対し、株式会社武洋が行う対処方法について その4
「においが気になるので・・・」
故人は、奥様が他界し、単身で生活されていました。
さらに、家族の他、地域社会とも数年に渡り、繋がりが希薄となっており、その結果「孤独死」という形で発見されました。
ご遺体より発せられていた悪臭が、個人の部屋に充満し、容易に入れない状況となっており、依頼を受けることとなりました。
ご遺族より、遺品整理業務を終えた後、“管理人さんの要望もあり、部屋に残ったにおいをなんとかしてほしい”とご要望を受けることに。
このような場合、株式会社武洋は以下の通りに対処します。
腐敗臭を本格消臭するためには、部屋の原状回復処理などを同時に行う必要があります。
すなわち、室内に残された不要遺品類の搬出処分、床や壁に付着した体液・血液及びその付着物の撤去や、消毒・清掃、必要に応じた最低限のリフォーム等が必要となるということです。
室内に残されたこれらのものが、臭いの発生源となっているからです。
孤独死の現場で発生する匂いは、通常のハウスクリーニングや消臭剤の使用だけで抑制することはまず不可能であると判断できます。
従って、特殊清掃に関するノウハウを持つ、専門業者へ依頼することを先決としています。
特殊清掃では、業務用の消毒剤・消臭剤を散布したうえで現場を一旦沈静化させ、それでも対処が困難な場合は、オゾン脱臭機などの専用の機器を用いて処置を行うといった、専門的な知識と技術に裏付けされた異臭の本格的処理を図ってもらえる期待が極めて大きいと言えます。
ただいま、株式会社武洋では、上記のようなご相談やご依頼にお応えでき得るよう、
『 事件現場特殊清掃士 』の養成講座を受講中です。
※遺品整理士養成講座・提出レポート参照
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