遺品整理士になるために…(46)
2018.10.28
- 遺品整理士になるために…
ご遺族から遺品整理のご依頼を受けた後の業務の流れについて、
遺品整理の全体の流れとして、「遺品整理業務を行う前の準備段階」と
「業務実施当日とその以降の動き」についての2つに分けられます。
「業務実施当日とその以降の動き」
遺品整理業務を行う当日の流れについて、以下①から③がある。
① 必要道具の準備
作業準備として、荷物を入れる段ボールなど、必要道具の準備、業務の役割分担、当日スケジュールの確認等がある。
当日、何が必要なのか、事前に考えておく必要がある。
業務に必要なものとして、段ボール、軍手、ガムテープ、カッター、作業用の紐、清掃道具、養生、マスクなどが挙げられる。
② 分別・運搬
遺品の分別、遺品の運搬、遺品の受け渡しに大別される。
分別は、自己判断ではなく、あくまでもご依頼者であるご遺族に指示を仰ぎながら作業を進める。
遺品として残すもの、廃棄するものが確認できるようチェックリストを作成することが必要である。
③ 専門業者への引き渡し
リサイクルできるものは、費用負担としても軽減されるため、その旨の配慮は必要である。
事前準備として、必要なものは洗い出し、特に段ボールなど、遺品を運び出す際に必要なものの確認は重要である。
廃棄物収集運搬業者やリサイクル業者にお願いする場合には、遺品整理業務に終了に合わせて時間を設定し、段取りをきちんと取っておくことが大切である。
ご遺族と遺品の必要・不必要を十分確認し、作業することが重要である。
※遺品整理士養成講座・提出レポート参照
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