遺品整理士になるために…(44)

2018.10.26

  • 遺品整理士になるために…

現代の遺品整理業への需要の高まりには、

“孤独死”の問題が大きく関係しています。

孤独死が社会問題化している理由をまとめました。

 

増え続ける「独居老人」と「未婚の男女」、これらが孤独死の危険性をはらむ2つの大きな問題と考えられます。

いわゆる、結婚適齢期にある人の中で「結婚している人は約50パーセント弱」というデータが示すように、2人に1人は結婚していないか、離婚した後も再婚していない。また、親から独立して一人暮らしをしている人もいるが、その中でも2000年頃から社会問題になっているのが「パラサイト・シングル」と呼ばれる人々であります。

「パラサイト・シングル」とは「学校を卒業後も親と同居し、基礎的な生活条件を親に依存している未婚者」のことであり、かつては20代を指す言葉でありましたが、問題が提起された頃から年月が過ぎるに従って、中心層は30代から40代へと移りつつあります。

「彼らは、同居する親が亡くなった後、社会的に孤立する可能性が高い」と専門家からは厳しい指摘がされています。

つまり、超高齢社会を迎えつつある日本では今、「パラサイト・シングルの高齢化」という新たな問題が生まれているのです。

「パラサイト・シングル」達までもが高齢化を迎えたとしたら、「高齢者の孤独死」が更に増加することは容易に想像がつくことです。

一方で、誰とも話さない、誰にも頼れないといった、独居老人を取り巻く孤独な日常や孤独死防止のための介護施設への入居を希望しても、それが叶わない現実も社会問題と言えます。

介護保険法改定により、今では要介護3以上の認定が下りなければ特別養護老人ホームへの入居が出来ません。

補助が出るため安価で利用できたり、介護もセットとして入居できたりすることから、施設への入居を考えた際、最初に頭に浮かぶのが、この特別養護老人ホームです。

しかし、特別養護老人ホームへの入居待機者は50万人を超えると言われており、数ヶ月、長い人では数年も待たされることが珍しくありません。

特別養護老人ホームなど介護保険の施設サービスではなく、民間の介護施設に入居すれば良いじゃないかと言われると、ここでは費用面の問題が発生してしまい、実際には、施設入所を断念している現実があります。

入居一時金0円というサービス付き高齢者向け住宅への入居が増加傾向ではありますが、介護付きをはじめとする各種の有料老人ホームでは入居時費用が高額に上ることも珍しくなく、結果的に特別養護老人ホームへの入居待ちまでの間、在宅で亡くなられるケースが多いのも事実です。

 

※遺品整理士養成講座・提出レポート参照

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